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外壁塗装で失敗しない!業者選びのコツと種類別解説2023.12.18

外壁の機能の劣化や住まいの外観を美しく保つために、定期的に必要となるのが外壁塗装です。外壁塗装の費用は安くないことに加えて、ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社など外壁塗装を依頼できる業者は幅広くあります。はじめての外壁塗装で失敗しないために覚えておきたい、外壁塗装業者の選び方のポイントを解説します。

優良な外壁塗装業者を選ぶポイント

大切な住まいの外壁塗装は、信頼できる業者に依頼したいという方も多いのではないでしょうか。まず、優良な外壁塗装業者に共通するポイントを解説します。

資格や許可証を保有している

外壁塗装を行う際に、特定の資格や免許は不要です。そのため、外壁塗装に関連する以下のような資格を保有している業者は技術力が高く、信頼できると言えるでしょう。

資格の種類特徴
一級塗装技能士国家資格 厚生労働大臣が認定 7年の実務経験、または二級塗装技能士になって5年経過で試験を受けられる
二級塗装技能士都道府県知事が認定 職業訓練校に数年通う、または2年の実務経験を積んでから試験を受けられる
塗装指導員都道府県知事が認定 15年の実務経験、もしくは一級塗装技能士の資格があれば試験を受けられる
有機溶剤作業主任者       国家資格 2日間の学科講習を受ければ取得できる

たとえば一級塗装技能士は5~7年の実務経験がなければ取得できないため、一級塗装技能士の資格を取得している経験と技術力の高い職人のいる業者を選ぶ目安となります。「澪塗装」でも、一級塗装技能士の資格を持つ職人が活躍しています。

500万円以上かかる工事で必要となる、建設業の許可を取得しているかも優良業者を選ぶポイントのひとつです。500万円を超える外壁塗装はほとんどありませんが、建設業の許可の取得には自治体の審査が必要です。保有している業者は、自治体の審査を通過して許可を得たことになるため、信頼度が高い業者と判断できるでしょう。

施工実績が豊富にある

外壁塗装の施工実績は、その業者がどれだけのお客様に支持されているかの目安となります。業者のホームページやSNSなどに記載されている施工事例やお客様の声を確認してみましょう。多くの事例やお客様の声が掲載されている業者は、多くの実績を持っていることになります。逆に実績を公表していない業者は外壁塗装のトラブルやクレームが多く公表できない、といったことも考えられます。

また、施工事例は施工中の過程も掲載されていることが多いため、外壁塗装の進め方も確認でき安心です。

「澪塗装」でも、施工事例やお客様の声をホームページで公開しています。

保険や保証がある

保険とは外壁塗装工事中の事故への補償、保証は外壁塗装後の施工不良に対する補償です。保険や保証を設けている業者なら、施工中の足場や建物の崩壊、塗料の付着、さらに耐用年数内の施工不良への補償が受けられます。

保険や保証の期間や範囲は業者によって異なります。保険や保証を設けているのはもちろん、耐用年数内の保証が受けられるかなどもしっかりと確認しておきましょう。保険や保証を目に見える形として、保険証や保証書を発行してもらうことも重要です。

「澪塗装」でも、業界最長クラスの10年保証をお付けしています。

自社施工を行っている

自社施工とは、外壁塗装を依頼した業者に在籍している職人が直接外壁塗装を施工することです。自社施工の場合、紹介料や手数料などの中間マージンが発生しないため費用を抑えられる、施工内容をスムーズに伝えられるので希望や要望、意見がすぐに外壁塗装へ反映される、といったメリットがあります。

「澪塗装」は完全自社施工のため、高品質の外壁塗装を適正価格でご提供しています。

見積書の内容が明瞭

見積書の内容が明瞭な業者を選ぶことが重要です。以下の項目が明記され、具体的な費用が分かりやすい業者は、外壁塗装の相場観や施工内容をしっかりと表記した信頼できる業者と言えるでしょう。

・使用する塗料の名前とメーカー名を記載している
・塗料の費用と施工の費用を別にして記載している
・塗装面積が記載されている

・使用する塗料の缶数が記載されている

逆に施工内容を「一式」と表記し具体的な費用の内訳がなかったり、使用する塗料のメーカーが記載されていなかったりといった場合、金額の水増しや詐欺などを行う悪徳業者である可能性が高くなります。

外壁塗装の業者選びで失敗しないための注意点

信頼できる外壁塗装業者を選ぶために、業者探しの際に覚えておきたい注意点やポイントを解説します。

相見積もりを取る

相見積もりは、複数の業者へ見積もりを依頼することです。相見積もりを行うことで、相場よりも高い見積もりを出すことを防げます。業者へ見積もりを依頼するとき「ほかの業者にも見積もりを依頼しています」と相見積もりをしていることを伝えましょう。

ただし、相見積もりを取る業者が多すぎると業者選びに迷ってしまう可能性があります。まずは前述の「優良な外壁塗装業者を選ぶポイント」を参考に候補を3社ほどに絞り、その中で相見積もりをすると良いでしょう。

相見積もりがそろったら、高すぎる、安すぎる業者は外し相場価格で施工を行う業者を選ぶのが重要です。高すぎると詐欺の場合が、安すぎると手抜き工事を行うリスクがあります。

担当者の対応をチェックする

担当者の対応も、信頼できる外壁塗装業者かどうかを見極める重要なポイントです。担当者が以下のような対応をしているかどうかをチェックしましょう。

・分かりやすい言葉で説明をしてくれる
・契約を焦らせない
・質問へ具体的な回答と、メリット・デメリットを説明してくれる

専門用語ばかり使用する担当者は、業者が有利となるように誘導する場合があります。契約を焦らせる担当者は、「早く決めれば値引きする」と契約させ、割り引いた分の工事を手抜きする可能性があります。依頼主の都合や希望に合わせて契約を進める担当者かをチェックしましょう。

質問にたいして具体的に回答せずはぐらかす、メリットやデメリットをあげられない担当者の場合、外壁塗装に関して十分な知識を持っていない可能性が高いです。

劣化診断をかならず受ける

劣化診断とは、有資格者が外壁や屋根の状態を調査し、住宅の状態を把握するための診断です。劣化診断を受けることで、外壁塗装で必要な施工や塗料などが見極められるため、より適切な外壁塗装を受けることにつながります。

劣化診断は外壁塗装業者で実施しています。かならず劣化診断を受けたうえで、外壁塗装を依頼しましょう。逆に劣化診断を実施せずすぐに施工に入ろうとする業者は、住宅の状態を確認せずに外壁塗装を行うため、施工不良などが起きるリスクがあります。

実際に利用した方の声を参考にする

実際に外壁塗装を依頼した友人や知人から信頼できる業者を紹介してもらったり、口コミサイトの意見を参考にしたりするのも、信頼できる外壁塗装業者選びに有効です。実際に利用した人からの意見は、良かったポイントだけでなく、悪かったポイントも含まれています。ネガティブな意見は少なからずあるものの、評価が高くポジティブな意見の多い業者は、安心して外壁塗装を依頼できる業者である可能性が高いでしょう。

外壁塗装業者の種類とそれぞれの特徴

外壁塗装を依頼できる業者は、大きく分けて以下の4つの業態があります。

・ハウスメーカー
・工務店
・リフォーム業者
・塗装専門業者

それぞれの業態ごとの特徴を解説します。

ハウスメーカー

ハウスメーカーとは、自社で住宅の建築を手掛ける大手企業です。営業基盤も大きく、全国規模での事業展開を行っているハウスメーカーも多くあります。テレビCMや雑誌広告などでプロモーションを行っている知名度の高い企業は、ハウスメーカーに該当します。

工務店

工務店とはハウスメーカーと同様自社で住宅の建築を手掛けているものの、県内、市内といったように営業の範囲が狭い中小企業が該当します。地域密着型の営業を行っているのが特徴です。

リフォーム業者

リフォーム業者はおもに住宅のリフォームを手掛ける業者です。リフォーム業者の中には、外壁塗装などの住宅のメンテナンスに関する施工を行っている業者もあります。元々外壁塗装業者がリフォーム業者へ事業変更をした場合、外壁塗装に関する専門知識や高い技術力が期待できます。外壁塗装と一緒に住宅のリフォームを依頼したいときにも選択肢となるでしょう。

ただしリフォーム専門業者の場合、外壁塗装に関する知識が浅い、または技術力が低い場合があります。リフォーム業者へ依頼する場合は、外壁塗装に関する専門性についても確認しておきましょう。

塗装専門業者

塗装専門業者は、名前の通り塗装を専門として行う業者です。塗装専門業者の中には塗装指導員や一級塗装技能士の資格を取得した、技術力の高い職人が多く在籍している業者も多くあります。塗装のプロによる質の高い施工が受けられるため、はじめての外壁塗装を検討している場合でも、安心して依頼できるでしょう。

ただし、残念ながら一部の塗装専門業者の中には、悪徳な業者も存在します。たとえば施工費用の水増しなどの詐欺まがいの行為をしたり、安い塗料を使う、手抜き工事をするといった質の低い作業を行ったりなどです。前述の外壁塗装業者選びのポイントや注意点をしっかりと把握し、信頼できる業者を選びましょう。

全国対応の大手業者のメリットとデメリット

全国に対応している大手業者に外壁塗装を依頼するメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
・施工の質が高い ・アフターフォローが充実している ・知名度が高い・自社施工でない場合がある ・費用が高くなりやすい

大手業者は外壁塗装の実績も多く、一定以上の品質を保った施工が受けられます。長期保証や万が一のための保険などのアフターフォローが充実していることも多く、知名度も高いため安心して契約できるのもメリットです。

一方、ハウスメーカーは下請け専門業者などに実際の施工を任せることが多めです。自社施工でないため作業現場の安全管理や質にばらつきが出る可能性があります。さらに、下請けを入れることで中間手数料(マージン)が発生します。外壁塗装の費用が高めとなることも覚えておきましょう。

地元密着型業者のメリットとデメリット

地域密着型の業者に外壁塗装を依頼するメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
・細かい相談に乗ってもらえる ・業者によって専門的な強みを持っている ・低コストで依頼できる・業者探しに難航することがある  

地域密着型の業者は依頼者の希望に沿った相談ができるのが魅力です。外壁塗装に関するきめ細かなプランニングも期待できるでしょう。施工の内容はもちろん、予算に関する相談にも比較的柔軟に対応してくれる会社も多めです。

対応しているエリアが狭いからこそ、専門的な強みを持っている業者も多いです。たとえば塗装指導員や一級塗装技能士などが在籍している、特定地域での外壁塗装実績が多い、などです。

地域密着型の業者は自社施工の場合がほとんどのため、中間手数料が発生しません。外注業者を入れる業者と比較すると、外壁塗装の費用も安く抑えられるメリットがあります。 地域密着型の業者は特定地域で強みを持っているため、業者探しが大手よりも難航しやすいのがデメリットです。自分が住んでいる地域の口コミや知人の紹介などを活用し、信頼できる業者を探しましょう。

まとめ:外壁塗装業者選びのまとめと最後のチェックポイント

外壁塗装業者の選び方のポイントや業者ごとの特徴を紹介しました。大切な住まいの外壁塗装を依頼するからこそ、信頼できる業者を選びましょう。大手業者は品質が高い、知名度が高いので安心といったメリットがある一方、塗装費用が高くなる傾向にあります。プロの手による自社施工を行っている地域密着型の業者が見つかれば、費用を抑えつつ納得の外壁塗装の施工が受けられます。

「澪塗装」は神戸市西区を中心に、兵庫県全域で外壁塗装を行っている地域密着型の塗装業者です。自社施工ならではのコストパフォーマンスの良さと、一級塗装技能士によるプロの品質を両立させています。お見積りは無料でご依頼可能です。ぜひお気軽にご相談ください。